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記憶にない死亡宣告。

国会の話のようによく変わる春の天気。嫁母の名言。

「記憶にない」は「違う」とも「言った」とも色んな意味を含めて

明言を避けて使われる、嘘にならないようにかわす言葉。

あの業界のように・・・

 

ウグイスが今年は森の滞在が長い。メジロもまた大勢でやってくる。

父が亡くなって11日が月命日。母に嘘をついてひと月が過ぎた。

その頃体調が優れず、臨終に立ち会ったにも拘らず、

その事を理解してなかった。無理して分からせるより、そっとしといて、

葬儀にも参列しなかった・・・親戚にもわかってもらってた。

そして時も過ぎ、少しずつ元気になりつつある母。

痴呆の浮き沈みはある、でもこの頃は父の今を案ずる質問がちらほら、、

兄嫁も、少し離れた病院に転院したの言い訳も、心苦しい感じに。

兄は、父の亡くなった事でまた体調を崩してはと心配する。

難しい。「嘘も方便」しかしこのままで、

孫達もこの言葉を使いなれるのもよくない。そう感じて来た。

改めて、兄貴に話を・・・。自分が話すからとどうにか任せてくれる事に。

そして今日病院に・・・・ シフォンケーキを土産に別室で雑談から。

それからいよいよ、一ヶ月前の話に、時計を戻した・・・

実はあのとき父が亡くなった事を宣告した。しかし、話が進んでも、

普通に話してる・・・  おかしい?そこでまたもう一度針を戻す。

・・・「え、お父さん、亡くなったと?」と声を詰まらせた。

iPhoneの遺影写真を見せた。やっと死亡の事実が心の中に!

「このお父さん良い顔しとるねぇ!」一瞬で感情が溢れ出した・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

「お父さん、私も迎えに来て、、」と泣きながら想いが続いた・・・。

ごめんね。でもそんな事いよったら、本当の事言えないと、一緒に涙が。

そして、今まで言えなくて、みんな心配してた事も告げた。

それでも、体調がだいぶ良くなってきたから、頑張ってきたから、

今日、話に来たと。理解してくれた。嫁さんも一緒に涙を流す。

このまま、少しずつ、揺れながらでも、事実を理解していく事を願う。

母がいつまでも母でいてくれるように。

もう、遅かれ早かれ、父が旅立つ事は覚悟してた様子。

最後に本音が。「ありがとう、安心した」と大きな笑顔で見送ってくれた。

今の母の実力から心配だった事が、息子達がちゃんと進行してくれてた

事に対しての、言葉だったと理解して、兄夫婦にも伝えた・・・

正直、自分が、一番、嘘が下手なのは理解してる。辛かった。

ちゃんと話せて、母の居場所を荒らさなくて済んだ。

ホッとしている。嘘はつかない方がいいに決まってる。

父もどこかで安心してくれてるに違いない。

どうぞ母の夢枕に立って、後の事は自分で話してください。

そちらには連れて行かないようによろしくお願いいたします・・・ 

 

※追記

就寝すると、自分では意識してないのに横を向くと、涙腺から滲み出て来るものがあった。

母の人生の中での、体内時計を現実につなげて、臆病にならずに大事な父の死を感情の中においてあげれた事が良かったと思う。3時間前なのか、昨日なのか、一ヶ月前なのか、一年前なのか?わからないのは確かにこの頃の状態。でもそれを「ボケた」の言葉では、片付けられない。年齢を重ねたからこそのそういう機能が、ちゃんと落ち着いて働いってる事を感じた。病院のスタッフの方達も心配されてた。でも本当に真実を伝えてあげられて自分が一番安堵している。

 

 

| - | 22:58 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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